プラモデルのデカールとレジン

プラモデル

プラモデルを作るうえで、必ずと言ってよいほど登場するのはデカール。

小さなものから大きなものまで、様々なデカールを貼る作業が出てきます。

平坦な部分に貼るのは、さほど難易度は高くありませんが

曲面や凹凸のある部分に貼る時は、それなりに苦戦を強いられます。

今回、たまたまデカールの貼り付けと

少しだけディテールアップをする機会ができたので、

紹介してみたいと思います。

まずはデカールの貼り付けから。

今回はリフレクターの部分に使ってみます。

用意したのは水と軟化剤など。

青い瓶はマークセッター。

デカールの粘着力を少しだけ上げ、同時にすこしだけ柔らかくするという物。

緑の瓶はマークソフター。

マークセッターのように粘着力は上がらず、デカールを柔らかくする軟化剤。

さて、デカールの貼り方は御存知の通り

水に浸けて台紙から分離したデカールを部品の上に。

しかしその前に、部品の表面にマークセッターを塗っておきます。

今回のような艶の無い表面は、デカールが剥がれやすくなるので

貼り付く力を上げてあげるのと同時に、デカールを一番良い位置に持っていくために

動かしやすくも出来ます。

デカールを部品上に乗せてみると

この部品にはビスの再現の為、突起が二か所出ているので画像のように表面に馴染まず

デカールが持ち上がって綺麗に貼れません。

そこで登場するのがマークソフター。

上から塗りつけてやり、綿棒で軽く押さえてやると

突起の部分も馴染んで綺麗に貼れます。

このまま暫く乾かしてやれば完了となりますが

ディテールアップの為にUVレジンンを使っていきます。

レジン液とUVライト。

レジン液は100均に有る物で充分。

UVライトが無くても、天日に当てることで硬化します。

まずはレジン液を爪楊枝などの先端につけて

部品の表面に塗っておきます。

全体にのせられたらUVライトを当ててやります。

30秒から1分程度当てれば硬化しますが、厚みが有ったので少し多めに照射。

爪楊枝の背の部分でチョンチョンと触れてみて、カチカチになっていれば完了です。

なっていない場合は、もう少しだけライトをあててやります。

これで完成です。

レジン液さえ有れば可能になる細工なので、お手軽にできます。

まだ未経験だったという方は、是非お試しあれ!!

#4 タミヤ ポルシェ911GT3 {部品の塗り分け}

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