年明け間もないころ、プラモデルのキットを頂きました。
感謝、感謝です。
頂いたキットはフジミ製のフェラーリF40です。
日頃制作している車のキットは1/24スケールというサイズの物。
このフェラーリは1/16という大きめのキットになります。
プラモデルを作ることが復活してからというもの
いわゆるビッグスケールのキットを作るのは初めて。
ドアの開閉とミッドシップマウントされたエンジンが見えるように
リアフードも開閉できる作りになっています。
いささか敷居が高く、作る前から構えてしまいます。
いつもより流石にタイヤが大きい!!
そんなことを考えながら作業を進めます。
完全にボディが載る前から、かなりの大きさで
果たして形になるのだろうか!?という不安と焦る気持ちが芽生えてきます。
緊張の連続でボディを載せてみると、スケールの差は歴然。
1/24と比べると、大きく存在感が有ります。
複雑でいて、滑らかな構成のボディラインがたまりません。
細かい部分を説明してみると
ボンネット先端に付くフェラーリのエンブレム。
メーターパネルとステアリングオーナメントなど
各部にUVレジンを使って立体感を出してみました。
ブレーキローターには冷却用の穴全てにピンバイスで穴を開けてあります。
リアフードを開けた状態です。
ショックアブソーバーとサスペンションの塗り分け、
プラグコードなどのパイピングも頑張ってみました。
ボディの内側は半艶の黒い塗料を使って裏打ち。
こうすると外側からの光線を遮る効果が出てくるので
見分けがつかない範囲での内側の透け感が無くなり
ボディ表面の発色に重みが増してくるように見えます。
エナメル塗料を使って端面を綺麗に拭き取り、
しっかりした見切りをつけました。
テールランプが付くメッシュの部分は金網になっています。
エンジンブロックなどシルバーの部分はエナメル塗料を薄めた物で墨入れ。
全体に薄く塗り込む事で、金属的な輝きとオイル汚れの雰囲気を出しています。
実車のスペックや仕様など、詳しく知らない事ばかりですが
組み付けていくうえで、ターボのタービンを二基搭載する
ツインターボだった事などに驚きつつ作業が出来たので
作りごたえは勿論、完成した時の達成感と満足度は満点でした。
これを機会に、以降ビッグスケールを作ってみたい気持ちが湧いてきました。
コメント