デカールを貼る3つの神器

プラモデル

タイトルは大袈裟になりましたが

デカールを貼る工程で使用している物達のお話です。

以前の話題で少しだけ登場したのが軟化剤など。

左からマークソフター、中央がマークセッターで

右端がデカールのり。

デカールには、もともと「のり」の成分が付着しています。

比較的新しい製品のデカールは、その効果が大いに期待できるのですが

マークセッターは、より貼り付く力を増やす事ができます。

また、少々古くなって粘着力が弱まったデカールにも有効です。

部品に塗りつけてからデカールを置いて貼っていくように使いますが

若干デカールを柔らかくする成分が含まれているので、

ザラついた艶消し面への貼り付け時にも密着度を上げ、威力を発揮してくれます。

マークセッターをつかってみたものの

粘着力に不安が残る時や、極小さなデカールに使っているのがデカールのり。

貼り付ける力をアップさせるだけの「強力のり」です。

これにはマークセッターのような軟化成分は全く含まれていません。

デカールの縁には透明な余白部分が有り

貼りたい部品よりも大きくて浮いてしまったり、

ハミ出してしまう事が多々有ります。

そんな時に使うのがマークソフター。

デカールを柔らかくするのが役目。

デカールを置いた直後、またはある程度乾いたところで塗っておきます。

突っ張っていたデカールがジンワリしてきてピッタリ貼り付くようになるのです。

綿棒で軽く押し付けてみたり、放置していても良い場合も有りますが

それは臨機応変に試してみてください。

余白の部分や、透明な部分は溶けやすいので

そこには注意が必要な場面も出てきます。

このマークソフターには粘着力を上げる効果は無いので

マークセッターやデカールのりを使った後に使用します。

さて、ついでと言っては何ですが

同時に使っている綿棒もチョイ出し。

左からベビー綿棒、中央が先端がとがった物と

右が普通サイズの綿棒です。

たいていの場合は通常の物で間に合います。

購入時に気にしているのは硬さで、

似たようなサイズの物が色々並んでいたとしたら

柔らかめの物を選んでいます。

そのほうが早く水分を吸収しそうな気がするのと

デカールの位置をずらしにくい気がするのが要因。

ダクトやスリットに入り込むように貼る場合に使うのが

中央に有る、先端が尖った形状の綿棒。

これは有ると心強いです。

ベビー綿棒は他と比べて登場の機会が少ないのですが

奥まった部分にデカールを押し込みたい時や

先端が柔らかい事で逆に問題を感じた場合に威力を発揮してくれます。

どれも不都合や不便を感じた時に使い分けるといった感じで、

持っていれば、その都度安心して対応できるといった状態にしています。

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