スーパーカブの点火プラグ

スーパーカブ110

昨日、スーパーカブのナラシ走行に出ました。

ドライブスプロケットを交換してから

常用する速度域での振動が、かなり軽減され

カブ自身にとっても、ストレスが緩和されたように思います。

ナラシ走行と言っても、ただダラダラと走らせるのも何ですから

よりスムーズな走りを求めて

点火プラグを購入しに、バイク用品店に行く事にしました。

まだ新車の状態なので、プラグが消耗した訳では無く

少しだけ高性能なプラグに付け替えるのです。

これまで乗り継いできたバイクでも

ほぼほぼプラグの入れ替えはしてきておりまして、

体感的な違いを感じた物から

さほど変わった印象の無い物まで有りました。

そんな中で、言える事は

多気筒エンジンの方が違いを感じやすく

単気筒エンジンでは、分かりにくいか・・という事でしょうか。

スルスルと回転が上がる感覚。

オイル交換とは違ったスムーズさを感じます。

伝導率の高いプラグコードを使うと、より顕著な違いが体感できますし

やはり多気筒で大排気量なら「爆発」しているのが読み取れるような印象すら有るくらいです。

走行中の差とは別に

走行後に漂ってくる排気の匂いは確実に変わります。

ガソリン臭さと、マフラーに付着するススが減るのです。

単純に考えると、燃焼効率が上がって

不完全燃焼だったことで匂っていた物が軽減されているように思うのです。

体感できなかったとしても

走行後の臭さやススが減るのはバイクにとって良い事だと思うのです。

購入したのはイリジウムプラグ。

カブには勿体ないような気もしますが、これも永く付き合っていくための装備です。

カブには1本で済むのですから、奮発してしまいます。

エンジンヘッドを覗き込むと、プラグキャップが見えます。

このキャップをスポン!と引き抜いてあげればプラグが現れます。

見えました。

16ミリのプラグレンチを使って緩めてやり、手回しで外していきます。

画像上の物がイリジウムプラグで、下が純正で使われていた物。

赤丸で囲った部分に中心電極が有りますが、イリジウムプラグの方が細いですね。

分かりにくいですが、L字になっている外側電極の先端はテーパー状になっています。

この構造のおかげで、火花が拡散すること減らせるようになり

より効率的に点火が可能になるという事です。

また、微小放電により付着したカーボンを焼き切るという優れもの。

さて、交換後の差を感じ取れたかと言いますと・・

正直なところ、走行中に大きな差は感じませんでした。

若干の振動が減ったようにも思いますが

俗に言うプラシーボ効果と言われれば、そんな気がしなくもない・・・

ですが、やはり停止後のガソリン臭は減りました。

高性能プラグコードの端切れが有るので

それも使ってみたい気がしますが、

カブのコードは短いので

ジョイントを入れて接続するには・・・という感じです。

などと言いつつ、そのうちに・・かも!?

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