働くスーパーカブ

スーパーカブ110

便利に使える仕事仕様を目指したスーパーカブ。

一番の目的である検針業務のために出動させました。

仕事をするのに楽しさが増えれば、やる気も倍増!!

納車直後は非力で遅い感が強かったのですが

いよいよ日常使いをしてみると、そんなことも無い。

つくづくスピードは麻痺するものだと実感しました。

必要にして十分な走りができます。

画像のような未舗装路ではオフロードバイクよりも安心感を感じたほどで・・・

それはウデの問題が大きく関与している証拠だと思いますが、

農家のプロの方々が畦道を普通に走れる事を考えると

あながち馬鹿にできないポテンシャルを秘めているに違いない!!

そして殊の外小回りが利くというのも驚きでした。

郵便配達や牛乳配達。

お巡りさんや銀行マンだって使う実用車ですから、そんなことは当然なのだと思うのだが

それを身をもって体験できたという事に感動すら覚えました。

軽い車体でフラついても怖さは無いし、

かと言って普通に扱っている場面でフラつく事はなかなか無い。

それだけに大胆に扱ってみると懐の深さを知らされていきます。

長距離移動はキツい部分が有るのかもしれないけれど

知らない道に入り込んでも何とかなりそうだし、

知らないけれど、行ってみようかという気にもなる。

引き返すのも苦にならない手軽さは、安心感が抜群です。

実はカブの前にセローを所有していました。

セローも安心感を得られる部分は大きく有ったし、のんびり走るのが楽しいバイクでした。

ですが、それとは違う大らかさすら感じる不思議な感覚。

懐が深いという事は、こんな事なのだろうか・・・

バイクに乗れる年齢になった頃は原付でもパワーの規制が始まる堺目だった事も有り

自らスーパーカブを選んで乗ることに抵抗が有った時代でした。

とにかく「おじさんのバイク」のイメージしか持てない格好のつかないバイク。

当時はレーサーレプリカ全盛期だった頃ですし・・・

それなりにバイクを乗り継いで大型二輪免許も取得、

リッターバイクを所有していたこともあります。

それが今になって新鮮な驚きと楽しさを掴めるとは

さすがロングセラーのバイクですね!!

スーパーカブ恐るべし!!

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