前回の続きです。
かなり細かな部品が多く、
そのぶん精密な作りになっているのが
作っていて面白い。
トラクターの構造を知らないだけに興味深いキットです。
なるべく指定された色で塗り分けると
小さな部分が大きな存在感を出してきます。
組み上げると
フロントタイヤの舵取りはもちろん、
車輪の傾斜まで稼働するという優れもの!!
クリアー部品で構成されたドアの開閉も可能です。
部品の透明感も強く、歪みも有りませんでした。
ドアの枠との相性も抜群で、苦労無く接着が可能でした。
出来上がった物を見て満足するだけでなく、
動かせるというのは大人になっても楽しみ倍増!!
完成品の大きさこそ、それほど大きな物ではないですが
タイヤが付くと、存在感は抜群。
ゴロゴロと転がる姿は微笑ましく思う程にアピールしてきます。
剥き出しになる部分が多く
細かく塗り分けした効果も有って、
小さいながらも機械的な魅力が満載。
リフレクターになっている赤い部分はデカールで再現されていますが、
デカールを貼り付けただけでは無表情に感じたので
表面はレジンを塗布して透明な樹脂感を出しました。
レジンは車やバイクのキットにも使用することが多く、
メーターパネルや内装パネルの塗装の上に重ねて使っています。
手芸用のUVライトを使わなくても天日に当てる事で綺麗に固まり、
ちょっとした質感アップには効果的なアイテム。
それにしても農機具と言っても
こういった機械感が強い乗り物というのは
クレーンだとかブルドーザーなどと一緒で、
いくつになっても男心をくすぐりますね!!
あなどれない魅力が満載です。
バリエーション違いのキットも出ているようなので
それぞれ組み立てて並べてみても面白そうです。
部品は小さなものが多く、数も少なくありません。
ただし、確実に部品同士が接続できるので
丁寧に作業を進めれば、難易度は高く無い部類に入りそうです。
複雑な構造の完成品を見ていると
ぜひお薦めしたいキットだと思います。
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