プラモデルを完成させると、
ディスプレイケースに固定して飾っています。
バイクの場合、エンジンが隠れてしまう形状のフルカウルのモデルだと
カウル内部が見えなくなってしまいます。
結構複雑なレイアウトだったり、細かなディテール。
それによって出来る限りの塗り分けをしていても
カウルでカバーされて全然見えない。
その時出来る再現力をフルに使って完成させたという満足感や、
達成感は間違いなく有るけれど
時が経つと、どんな形だったかを見てみたい気持ちになる事は有りがちなのです。
例えば以前紹介したフジミのFZR750。
この時は、どうしてもノンカウルとフルカウルを並べたくなり
2台を同時に完成させてディスプレイしました。
この時とは違った方法にしてみたのがタミヤのドゥカティ916。
これはFZRよりも前に作ったキットで、ジタンカラーで作ってみようと
自分なりにカラーリングを考えて作ってみた物。
このバイクはノンカウルの状態でも、スパルタンで凄く恰好が良い。
ライトが付いたフロントカウルと、下へと続くアンダーカウルを
思い切って付けずに仕上げてみようかとも悩んで悩んで・・・
左側だけを外した格好にしてみました。
外したカウリングはスタンドを自作して一緒にディスプレイ。
プラ棒を炙って曲げて成型しました。
行き当たりばったりで形にしましたが、それなりに見えるかと・・・
ちなみになのですが、制作当時は結構気持ちを入れて頑張りまして
マフラーの焼けた色だとか、カーボンサイレンサーなども再現。
ディスクローターもピンバイスで穴あけをしました。
ゼッケンの黒縁は細く切った黒いデカールで囲ってメリハリをつけています。
どちらかというと国産バイクが好きで、偏った好みでしたが
この916を組んでからドゥカティの独特の構造にやられてしまい、
続いてパニガーレも購入してしまいました。
作る楽しみと、飾る楽しみ。
どうやって見せ場も作ろうかと悩むのも良いものです。
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