RG250Γ(ガンマ)を作る

スーパーカブ110

積みプラの中から、タミヤのRG250Γ(ガンマ)を作ることにしました。

レーサーレプリカブームの火付け役と言っても言い過ぎではないはず。

この型は一番初期のモデルで、1型と呼ばれています。

発売された当時、近所の自転車屋さんにパンク修理か何かで行き

店頭に貼られたポスターを見て釘づけ。

バイクの事は、ほぼ分かっていない頃の事でした。

フルカウルのバイクと言えばレーサー仕様のバイクしかイメージできない。

一目で分かるのはZ400FXくらい。

今で言うネイキッドが当たり前だったことを考えると

始めからカウリングを装備したバイク、

しかもビキニカウルのような小型の物ではない物を付けているとなると

それはもう驚きのスタイルでした。

ただ、マフラーの格好はストレートに伸びたスマートな物が普通だという認識しか無く

4ストの集合管のような、車のマフラーのような形状が当たり前だという認識。

チャンバーの妙な恰好は、どこか変にも思えました。

それでもこのガンマには結構気持ちが入ってしまい、

プラモデルが有れば作って飾りたいという願望が芽生えてきます。

持っている小銭を集めてママチャリで鼻息荒く商店街のおもちゃ屋さんへ。

そういえば最近「おもちゃ屋さん」て無いですね。

とにかく、そこの店は壁一面がプラモデル。

上から下まで目を走らせてガンマを探しました。

そして念願のキットを見つけてニヤニヤ。

他にも違ったカラーリングとか、アレンジ違いが無いものかと見回すと

少し違った感じのガンマを見つけました。

どこが違うのか良く分からないけれど

とにかくブルーのストライプが入った、少しだけ白い部分が少なく見えるキットの方を購入。

家に持ち帰ってウハウハで箱の絵を見てみると

自転車屋さんのポスターと何だか違う気がする。

気になったのでママチャリでフラフラと自転車屋さんまで行ってみてビックリ

ポスターのと明らかに違う!!

ポスターのは1型、キットは新型の2型。

そんなの知らないもの・・・

けれど最新のガンマには違いない!!と

ヨレヨレのガンマを作り上げて喜んでいたのは今でも覚えている。

今になってようやく念願の1型ガンマのキットが買えたのである!!

前置きが長くなってしまいましたが

まずは2分割されたカウリングとカバー類を組み付け。

継ぎ目を消してサフを吹きました。

そうそう、この角ばったカウリングと翼のようなテール。

これがガンマでしょ!!

#1 タミヤ RG250ガンマ1型 {カウリングの合わせ目消し}

ちなみに最近、脱!缶スプレーに走ろうとサフも瓶入りに。

クレオスの1500番。

使い慣れたタミヤのサフよりも目が細かくて滑らか仕上げ。

そして着色。

ブルーのキットはウインカー下の白い部分が塗装。

レッドはデカールになっています。

説明書やデカールを適当にしか見ずに作り始めたので

ブルーの方の白い部分はブルーでベタ塗りに・・・

急遽ジャンク部品の中から白いデカールを見つけて裁断。

なんとかなりました。

外装にデカールを貼り終えました。

これだけで既に格好良い!!

しかし、これでは塗装が成功とは言えません。

クリアーでコーティングするという試練が有るのです。

クリアーも脱!缶スプレーしようとしているのですが

まだまだ自信が無いのです・・・

しかし!!これはガイアの、

しかもEXという少し良い品物!!

焦らず使えば、きっと綺麗に出来るはず!!

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