今年に入ってから御朱印を集めてみようと、今更ながら御朱印帳を手に入れました。
前回話題にした天津小湊は誕生寺然り、次第に春めいてきた事も有って
スーパーカブで行く「御朱印巡り」を一つのカテゴリーとして記していこうと思います。
さて、今回は鴨川市に有る清澄寺。
ルートとしては山中を走る細い山道がメインになります。
養老渓谷を抜けて、清澄方面に向かう道。
ここまでは田舎道ながら対向車線も有る綺麗に整備された道路です。
交通量は少なく、カブで快適な速度域でノコノコ流せる快適な道。
少し走ると状況は変わり・・・
車同士ですれ違うのが難しい道幅になります。
所々に道幅を多く取った所が点在しているものの、
バイク同士ですれ違うにも、かなり減速しなければ怖い所さえあります。
途中に有った橋の上から撮影。
あまりにも静かで、全く音が有りません。
こういった山道は他にもあるのですが、休憩しようとバイクから降り
エンジンを切ってヘルメットを脱いだ瞬間、あまりの静けさに怖さすら感じます。
時折どこかから聴こえる木々の折れるような音程度しか耳に入らない。
以前、同じような場面で野生のシカと遭遇した時は
驚きを通り越して、動揺してしまったほどで
機械的な物で騒音をたて、静寂を破っている自分に違和感さえ覚えました。
この日は少しだけ時間を拝借して、少しの間休憩させて頂きました。
ここからわずかに移動すれば、目的地の清澄寺に到着です。
道の端にカブを置かせて頂き、駐車場から境内に向かう途中。
広重が描いたという景色が広がります。
画像では霞んでしまいましたが、絵のように遠く海が望めます。
山の中を走ってきた事も有り、海は遠い山の中というイメージが
勝手に頭の中を支配していましたが、山を降りればすぐに海に出られるようです。
このまま帰らずに、寄り道していこうかな・・・
そんなことを考えながら参道を歩き、
ほどなく清澄寺に到着です。
実は御朱印に興味を持つまでは、それほど寺院や神社への興味は薄く
お参りすれば気が済んでしまう程度の意識しか有りませんでした。
建築様式や仏像などに興味を持っても、積極的に行ってみるほどでは無かったのです。
御朱印を集める為という、少々ミーハーな考えは如何なものか!?とは思うのですが
境内を色々歩いてみると、それぞれ違った趣を感じるだけでも新鮮な情報として得られます。
良い時間を過ごせました。
さて、少々風は冷たいけれど
このまま帰るのも勿体ない。
山を下って海沿いを走る、遠回りのルートを考えようか・・・
そういえば、最近できた新しい道が有ったはず。
丁度海に出る途中にかかるので、そこを通ってみよう!!
という事で、この話題は次回に続きます。
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