オイルを交換する準備が出来たので
早速交換作業を始めます。
まずは10分ほどアイドリングさせてオイルを温めてやります。
クランクケースを下から覗くと、オイルを抜く為のドレンボルトが見えます。
このボルトを外す事で、内部のオイルが抜けてきます。
ボルトを外すと、スプリングとメッシュ状のオイルストレーナーが出てきます。
ストレーナーには金属の削り粉とも違う、何やらクズが付着していました。
オイルフィラーキャップを外しておくと、オイル抜けが早くなるので外しておきました。
お次はフィルターの交換。
キャップを固定しているボルトを2本外すだけでフィルターが出てきます。
フィルターのセンターにスプリングが入っているので無くさないようにします。
フィルターは、こんな状態でした。
良く見えなくとも、異物が多く含まれているに違いありません。
さて、
古いオイルが抜けるまでの間に、チェーンの張りも調整しておきます。
チェーンカバーを外してやり、チェーンのたるみ具合を確認。
聞くところによると、カブのチェーンは伸びやすいとか!?
若干緩いようなので、アクスルシャフトを緩めてアジャストナットを締めます。
少し締めただけでも、結構引っ張られます。
調整が終わる頃には古いオイルも抜けているので、外した逆の手順で組みます。
用意しておいたフィルターに付属しているOリングも勿論交換しておきました。
しばらくアイドリングの状態でオイルを回してやり、
ディップスティックでレベルを確認。
ゲージの中間あたりまでオイルが入っていれば良いです。
オイルが垂れて汚れてしまった所をパーツクリーナーで綺麗にしますが
思いがけない所にまで流れている事が有るので、良く見て拭き取り。
溜まっていた古いオイルが走行中に垂れてリアタイヤが滑った!!
という事が有るので要注意です。
オイル交換は難しい作業ではないですが、
久しぶりの作業だったので手際は悪いわ、時間はかかるわ・・・
それでも休日に作業したのと、風も無く良い天気だったので
のんびり充実した時間が過ごせました。
気分も良かったので、この後にちょっとしたツーリングに出たのでした。
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