仕事の忙しさも有り、なかなか先に進まないNSXの作業。
それでも何とか塗装を終わらせ、クリアーでコーティングまで終わらせました。
今までの流れで作業を進めると、1週間程度乾燥させて研ぎ出し作業に入ります。
しかし今回は少し工程を変えてみました。
研ぎ出しするのではなく、クリアーの塗面を少しペーパーで均してやり
再びクリアーでコーティングするといった工程。
中研ぎと呼ばれている作業を挟んでみました。
これまでは失敗を避けたいが為に、中研ぎをせずに研ぎ出しを済ませ
先の工程に進んでいたという部分が有りました。
そして早く完成が見たいというのも理由の一つです。
あらためてボディ塗装を仕上げるまでの工程として記してみると、
1.パーティングラインの処理
2.ヒケの処理
3.筋彫り
4.耐水ペーパーで下地作り
5.サフェーサー
6.着色
7.クリアー
8.研ぎ出し
今までは、そういった手順で進める事が多かった。
今後試してみようと思っているのはサフェーサー乾燥後に表面をペーパーで均してからの着色。
特にメタリック塗装の場合、サフェーサーで出来る凹凸の効果で
メタリック粒子の目が立つという考え方からペーパーをあてる事が有りませんでした。
そのサフェーサー表面を整えたうえで着色すると、着色後の塗面に出来る凹凸が減り
クリアーを重ねてからも、わずかでも綺麗な塗面が出来るのでは!?と。
いわゆる「ゆず肌」も出来にくいのではないか!?と。
固まってしまった頭に少しだけ柔軟性をだしてみようかという所です。
プラモデルを作っている方々のブログなり動画を参考にさせて頂くと
既にこういった手順で作られている方も多いと思います。
が、自分で同じ作業をしてみて判断しない限り良さも難しさも分からないままになってしまいます。
何度作っても100点の物が出来上がらないのは、何かしら改善策が有るに違いないという思いから
殻を破ってみようという訳です。
大袈裟です・・・
このNSXだけで答えが出るとは思えませんが
今後暫く中研ぎを挟んだ塗装で精進していこうと思います。
何事も試してみなければ分からないものです。
失敗するとガッカリしますけど・・・
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