スーパーカブのホムセン箱

スーパーカブ110

スーパーカブに乗り始めた直後、

積載性を向上させるため、リアキャリアにボックスを載せました。

俗に言う「ホムセン箱」

積載当初、大袈裟な感が有ったのですが

使ってみると、この大きさは必要だと実感。

通常業務でもレジャーでも、丁度良い大きさだと認識できました。

単純に荷物を放り込むという行為において

中身を落とす心配も無く、あるていどの雨にも問題が無いので

走行中の安心感は抜群です。

そんなホムセン箱を使っていて、実は少しだけ足りないと感じる事も有りました。

と言うのは、ちょっとした買い物に行き

ヘルメットをホムセン箱に入れて場を離れる。

購入した物を箱に入れようと、箱からヘルメットを出して荷物を入れる。

この時に小さな物と入れ替えるなら問題ないのですが

大きめの荷物だった場合、出したヘルメットの置き場に困る。

大したことでは無いかもしれませんが

こういった事態が度々あると、結構ストレスを感じるのです。

ヘルメットはヘルメットホルダーに付けるとか、

顎紐を留めてミラーに引っ掛けるとか

そんな程度で解決できそうな事ながら、

蓋を開けてポンと入れてしまえる手軽さには及びません。

シートに置くだけではスルスル落ちてきてしまうので、

それを膝や太ももで遮りながらゴソゴソ入れているのもストレスです。

何か簡単に利便性を上げる事が出来ないだろうか??

車体に何かを付けるのではなく、ホムセン箱に細工して解決したい。

思いついたのがフックを付ける事。

箱の側面にフックを付けておけば、チョイ置きしたいヘルメットの紐を掛けるだけで脱落しない。

ただ、フックが大きいと自分はもちろん

歩行者や周囲の人達に、ふとした時に迷惑をかけるかもしれません。

使う時だけ荷掛けが出せて、それ以外は畳めると良いか!?

けれど金属で出来ていたら走行中にジリジリ音が出そうだし・・・

なるべく荷掛けが横に出っ張らないフックとは!?!?

そういえばウチのカブにはコンビニフックと呼ばれる荷掛けが標準装備されていました。

ベトナムキャリアを付けた時に外してしまいました。

あのフックなら最小限の出っ張りで済むし、

樹脂で出来ていて丸みが有り、周囲への危険度も減る!!

早速外したパーツが入っている「宝箱」というダンボールからフックを持ち出して

ホムセン箱の側面にあててみました。

これは使えそうです。

そんなわけでホムセン箱にドリルで穴を開け始め

ヤスリやカッターも登場させてコンビニフックを嵌め込める形状に細工。

単純な丸穴ではなく、かまぼこ型に削る必要があります。

さらに一部に突起状の出っ張りも付いているので、その形が入るようにします。

こんな形状にする事で、フックの向きが変わるのを防止しているようです。

これは素晴らしい発想なので、極力形に合わせて削り取りました。

肝心な作業工程は、細工に没頭していたあまり撮影していませんでした・・・

が、頑張った甲斐が有り無事に完了しました。

ちょっとキズが付いちゃいました・・・

手持ちのボルトから太さと長さが適当な物を探して締め付け。

当然箱の内側にボルト先端とナットが存在しますが

ワッシャーも併用して最小限の突き出しにとどめました。

当初ナットは1個だけのつもりでしたが、ボルト先端が出てしまうのでダブルナットに。

荷物に影響しにくくなるし、手を突っ込んで怪我をする事への防止にもなるはず。

先端部のナットはロックナットなのでダブルナットと合わせて緩み防止に効果的。

ナットを使わず、外側同様フックで固定ができれば

小さなレジ袋などを引っ掛けておけますね。

進展の余地有りです。

実際にヘルメットを引っ掛けてみました。

簡単に引っ掛けられて、これは快適だと思えます。

外側への出っ張り具合は、箱の上蓋よりも外に出てこないので大丈夫な範囲。

ヘルメットに限らず、チョイ掛けするには重宝しそうです。

仮に箱が痛んで載せ換えるにも、車体に傷を付ける事無く交換できます。

我ながら「努力賞」

コメント