プラモデルに復帰してから暫く、
市販車を作ることが楽しくて、そればかりを作っていました。
特に改造車を覚えた頃の旧車ばかり。
プラモデルを作るにあたり、所々にデカールを貼る作業が有ります。
特別に変わった事をしない限り、旧車を作るうえでその作業は多くないし
凹凸の激しい部分に貼るなど、ほぼ無いに等しい。
それでもその工程が必要になるわけで
貼り付け方にトラブルが無かったにしても、
クリアーを吹く段階で失敗することも十分あり得るのです。
いや、デカールが無くても塗装とクリアーは難関。
そんな苦手意識が強い中、どうしても作ってみたいキットが出現！！
タミヤからリリースされていたＡＭＧ・ＧＴ３。
メルセデスのＧＴ３版なのです。
全体のフォルムもさることながら、LEON CVSTOS仕様のカラーリングがツボ！！
しかし！！
これを完成させるには苦手なデカールを全体に配置。
しかも分割されているデカール同士に繋がりが有る。
凹凸も馬鹿に出来ない。
けれど、どうしても欲しい！！
失敗して誰に責められるという事もないけれど、失敗は痛い！！
そんな悩みにヒィヒィさいなまれながら、どうにかこうにか作り上げたのがコレ。
今にして思っているのは、このキット
1台完成させるには、基本的な工程が全て詰まっていたという事。
まだまだ未熟さが否めない身であるが、つくづくそう思った次第。
幸いにしてクリアーは艶の無い仕上げ。
研ぎ出しの必要が無いので、1工程失敗を避けられますな。
完成した姿を眺めていると、違ったアレンジも欲しくなってきました。
そこで、この仕様より先に販売されたキットにも挑戦。
地味な装いながら、少し違った難しさも有って作り甲斐がありました。
フロントにフォグが付くのと、付かないのでは顔が全然違ってきます。
このグリルが威圧的なんですよねぇ。
フロントより控えめな感じのリアも捨てがたい。
テールランプの切れ込んだ格好も好き。
二台並べて喜びつつ、このキットを作った方々の画像を見ていると
この二種類以外に色々アレンジ違いの完成品があちこちに。
よくよく確認してみると、
社外デカールが有るのを知る事に。
中でもビルシュタインの柄が入ったブルーのボディが気になってきました。
作り上げた二台と違って、艶のあるボディに仕上げる。
これは作らなければなるまい！！
苦手意識の高い作業も、見ているだけでは上手くならない！！
これはもう・・・
自分なりの努力の結晶！！
これ以上、今の自分では無理！！
そのくらい頑張りました。
グリルを囲う枠はイエローにしますが、この細い部分だけにデカールは難しい。
そこでイエローのスプレーを平たい容器に吹きつけて
表面が落ち着いたころ、軽くハンコのように部品を軽く当てる。
これが思いのほか上手くいきまして、綺麗な縁取りができました。
ライトとフォグはクリアーイエローに。
これがまた、メチャクチャ好み！！
LEONと違った外観が素晴らしく良い！！
他にも色々違ったデカールも販売されているので
まだまだ同じキットが増やしたい欲望も有るのです。
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