ポルシェにクリアー、そして思いがけぬ戦い

プラモデル

前回の話は、レベリング薄め液を使ってみた件。

見事にユズ肌になったという、如何ともしがたい結果に。

とはいえ、この段階で軽くペーパーをあてるとか

クリアーを吹いてリカバリーするという事は不可能ではないのです。

そんな言い訳をしながら、

この状態でクリアーを吹くことに決定。

使用するのはEXクリアー。

既に通常の薄め液で希釈済みなので、レベリング薄め液を使わずに吹きつけます。

どちらかと言えば、クリアーにレベリング効果を期待した方が正解のような・・・

とにかく四の五の言わずにクリアーを吹いてしまいました。

吹きつけから一晩経過した状態です。

ツルツルの面にはなりませんが、クリアーを二度重ねたので

最低1週間は乾燥させてから研ぎ出しを始めようと思います。

シンナーが揮発していくと、日増しに塗面が引き締まってくるはずです。

そんな事も密かに期待しつつ先の工程へと進めていきます。

この話はひとまず置いておいて・・・

画像はプラモデルを作る作業テーブルの上で撮影しています。

向かって左手には塗装ブース。

ダクトを窓まで持っていき、使用するときはダクトの幅だけサッシを開けて解放する作り。

塗装ブースに付属している蛇腹先端に、塩ビ管を繋げています。

良く見ていただくと、塩ビ管に薄いストッキング状の物が絡んでいるのが分かるかと。

実はコレ、キッチンのシンクに使う排水ネット。

なぜにネットを!?とお思いの方も居るのでは・・・

この塩ビ管は、今まで切断したままの格好で切り口はスポン!と開いた状態でした。

排気の勢いを落とさないようにするため、

ブースを使うときだけなら無防備な状態でも良かろうと、そのままにしてきたのですが

この度、手のひら大の巨大な蜘蛛様が部屋に登場しました。

居られたのが、丁度ダクトの出口付近。

それならばとダクト使用時の解放部分よりも大きくサッシを開けまして、

長めの棒でチョイチョイと外に出るように誘導したのであります。

その甲斐あって、蜘蛛様は外に出てくれたのですが

位置的にダクトの穴付近から「なんだ!なんだ!!」と出て行ったのです。

すぐに外に出て、出て行った姿を確認したのですが

姿は全く見当たらず・・・

もしかして、外からダクトに入った!?!?

そんな事を考えたものですから、排気の蛇腹内が気になって仕方がありません。

使用時のように必要なだけサッシを開けて放っておけば出て行くかもしれませんが

暗い所の方が居心地が良いと申して、内部に籠城していたとなると閉じ込めてしまうか

はたまた内部で天に召されてしまうか・・・

最悪、シロッコファンで・・・

などと考えると気になって、気になって・・・

ファンとの接続部分から蛇腹を外して確認するとなると

蜘蛛様が勢い良くお戻りになられる事も懸念材料となる。

相手が手のひら大となると、ご本人には申し訳ないが

あまり関わりたくないというのが正直なところ。

蛇腹を下から上に向かってゴリゴリ撫でて音を出してみたり

追い出す手段を企てたものの、外に出て何度見ても姿は見当たらない。

そんな事を何度繰り返しても不安は拭えず、

だんだんイライラした気持ちになってきまして、ついにファンの上から蛇腹を抜くことに。

結果、両方の排気管内部には居られませんでした。

こんな事でアタフタするくらいなら、先っちょにネットを被せてしまえ!!

その結果が、この画像なのでした。

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